仮想通貨で稼ぐ具体的な手法5選
仮想通貨で稼ぐ具体的な手法5選について解説します。
それぞれの稼ぎ方を順番に解説していきます。
①現物取引(安く買って高く売る)
最も基本的な稼ぎ方は「安く買って高く売る」という現物取引です。例えば、ビットコインを400万円で購入し、500万円になった時点で売却すれば、差額の100万円が利益となります。
現物取引のメリットはシンプルで分かりやすいことです。証拠金を必要とせず、購入した仮想通貨をそのまま保有できます。一方で、価格が下落すれば含み損を抱えるため、リスク管理が必要です。
長期的に仮想通貨の成長を信じて「買って放置する」投資スタイル(ガチホ)は、多くの投資家に支持されています。筆者もビットコインを長期保有してきた経験から、現物取引は初心者に最も適した方法だと感じます。
②レバレッジ取引(証拠金取引)
レバレッジ取引とは、証拠金を担保にして自分の資金以上の取引を行う方法です。日本国内では最大2倍までのレバレッジが認められていますが、海外取引所では20倍以上の取引が可能です。
メリットは、少額資金でも大きな利益を狙える点です。例えば10万円の資金に2倍のレバレッジをかければ、20万円分の取引が可能になります。一方でデメリットは損失も同じように拡大することです。価格が逆方向に動けば資金を一瞬で失うリスクがあります。
レバレッジ取引は短期トレードや熟練者向けの手法であり、初心者はまず現物取引から始めるのが賢明です。
③ステーキングで報酬を得る
ステーキングとは、仮想通貨を一定期間ネットワークに預けることで報酬(利息のようなもの)を得る仕組みです。特にイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などのPoS(Proof of Stake)型通貨で利用できます。
例えば、年利5%のステーキングを行えば、100万円分の仮想通貨を預けることで年間5万円相当の報酬が得られます。銀行預金の利率と比べると圧倒的に高いリターンです。
デメリットは、預けている間は自由に引き出せない場合があることや、仮想通貨価格が下落すればトータルで損失になる可能性がある点です。それでも「資産を動かさずに増やしたい人」にとっては有効な稼ぎ方です。
④マイニングによる収益化
マイニングは、コンピュータの計算能力を使って仮想通貨の取引を承認する作業に参加し、その報酬として新たな仮想通貨を得る仕組みです。かつては個人でも可能でしたが、現在は専用マシンや大量の電力が必要となり、個人で大きな利益を出すのは難しくなっています。
ただし、クラウドマイニングサービスを利用すれば、初期費用を抑えてマイニングに参加できます。しかし、信頼性の低いサービスも多く、詐欺リスクがあるため注意が必要です。
筆者としては、マイニングは上級者や設備投資が可能な人向けであり、初心者が手を出すにはハードルが高いと考えています。
⑤NFT・DeFiを活用した稼ぎ方
近年注目されているのがNFT(非代替性トークン)やDeFi(分散型金融)を活用した稼ぎ方です。NFTではデジタルアートやゲームアイテムの売買で利益を得ることができます。DeFiでは仮想通貨を貸し出して利息を得たり、流動性提供による報酬を得たりできます。
メリットは新しい市場で大きなリターンを狙えることですが、デメリットは詐欺やハッキング、サービスの破綻リスクが高いことです。特にDeFiプロジェクトの中には短期間で消滅するものもあるため、信頼できるプロジェクトを見極める力が必要です。
私の意見としては、NFTやDeFiは「小額で挑戦する実験的投資」として取り入れるのが良いと考えます。本格的に資産形成する手段というよりも、次世代の投資体験を楽しみつつ稼ぐ方法ですね。